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> カラム内で最初に見つかった値を選択します。

# any

<div id="any">
  ## any
</div>

導入バージョン: v1.1.0

カラム内で最初に現れた値を選択します。

<Warning>
  クエリは任意の順序で実行される可能性があるため、この関数の結果は非決定論的です。任意ではあるものの決定論的な結果が必要な場合は、`min` または `max` 関数を使用してください。
</Warning>

デフォルトでは、この関数は NULL を返さず、つまり入力カラム内の NULL 値を無視します。
ただし、この関数を `RESPECT NULLS` 修飾子付きで使用すると、NULL かどうかにかかわらず最初の値を返します。

**実装の詳細**

場合によっては、実行順序を前提にできます。
これは、`SELECT` が `ORDER BY` を使用するサブクエリから取得される場合に当てはまります。

`SELECT` クエリに `GROUP BY` 句または 1 つ以上の集約関数がある場合、ClickHouse では (MySQL とは異なり) `SELECT`、`HAVING`、`ORDER BY` の各句にあるすべての式は、キーまたは集約関数から計算されている必要があります。
言い換えると、テーブルから選択される各カラムは、キーとして使用するか、集約関数の中で使用する必要があります。
MySQL のような動作を実現するには、他のカラムを `any` 集約関数に含めることができます。

<Note>
  関数の戻り値の型は入力と同じですが、LowCardinality は除外されます。
  つまり、入力に行が 1 つもない場合は、その型のデフォルト値 (整数なら 0、Nullable() カラムなら Null) を返します。
  この動作は -OrNull コンビネータで変更できます。
</Note>

**構文**

```sql theme={null}
any(column)[ RESPECT NULLS]
```

**別名**: `any_value`, `first_value`

**引数**

* `column` — カラム名。[`Any`](/ja/reference/data-types)

**戻り値**

最初に取得された値を返します。
[`Any`](/ja/reference/data-types)

**例**

**使用例**

```sql title=Query theme={null}
CREATE TABLE tab (city Nullable(String)) ENGINE=Memory;
INSERT INTO tab (city) VALUES (NULL), ('Amsterdam'), ('New York'), ('Tokyo'), ('Valencia'), (NULL);
SELECT any(city), anyRespectNulls(city) FROM tab;
```

```response title=Response theme={null}
┌─any(city)─┬─anyRespectNulls(city)─┐
│ Amsterdam │ ᴺᵁᴸᴸ                  │
└───────────┴───────────────────────┘
```
